【U-18野球W杯】津田が貴重な2点タイムリーで快勝呼ぶ 「自分が打つことで盛り上がれば」
甲子園は出場できず「悔しい思いはこの大会で出してやろうと」
「チームとしては対策は立ててないですけど、自分はちょっと振り遅れていたので、昨日(29日)のアメリカ戦と同じように、バットを短く持ってコンパクトに振ろうと心がけました。(右方向への打球は)自分の持ち味というより、ピッチャーがサイドでシュート気味で、引っ張ると引っ掛けてゴロになると思ったので、素直に右方向にゴロがヒットになると思ったんで、狙いました」
しっかりと狙いを持って打席に立ち、それを遂行した。津田は9回にも先頭で右前打を放ち、5得点の口火を切った。
浦和学院は今夏、埼玉大会で準決勝敗退に終わり、甲子園に出場できなかった。その悔しさも、津田を支えている。今大会は大活躍を見せており「(チームメートは)甲子園で結果を出してきた人たちなので、(埼玉大会で)負けたという悔しい思いは、日本代表に選ばれてこの大会で出してやろうという気持ちで来ました」と言う。
「(ここまでは)出来すぎだと自分は思っているので、明日(31日)に向けてこのままいけるようにしっかり準備していきたい。自分が打つことによって少しでもチーム盛り上がればいいと思って、頑張っていきます。3連勝は過去なので、明日の試合に向けてしっかり準備するだけです」
初の世界一へ、津田がキーマンとなりそうだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count