【U-18野球W杯】米国監督、U18日本を「全員」警戒 唯一8戦全勝に「全体としていいチーム」
カナダ戦で殊勲打のラサフォード「(佐藤は)本当に全体的にいいピッチャー」
2度目の対戦となる日本代表に関して、注意すべき選手については「全員」と答え、「選手の個性が違うのはわかっているが、全体としていいチーム。個人名を挙げることはできない」と警戒心をあらわにした。
またこの日、同点打と決勝打を放っているラサフォードは「(日本戦は)大事なゲーム。(カナダ戦は)韓国戦同様に勝つためのバッティングができてよかった。明日(6日)はとにかく自分たちのできることをしっかりとやり、力を出し切りたい」とコメント。1次Rで完封負けを喫している佐藤世那(仙台育英)について「本当に全体的にいいピッチャー。前回はほぼ彼に抑えられた」と話した。
西谷監督は決勝に向けて総力戦で挑む姿勢を見せており、誰が先発のマウンドを託されるかも明らかにされていない。負傷者を出しながらも高い総合力で開幕から唯一8連勝をマークした日本が初の世界一に輝くのか、それとも、アメリカが王者の意地を見せて3連覇を引き寄せるのか。注目の一戦から目が離せない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count