【U-18野球W杯】U18日本代表、世界一逃し涙 好投の上野「もう少し粘りたかった」
オコエ「負けてうれしい試合はありません」
日本チームでこの日唯一のタイムリーヒットを放った津田は「アメリカに一歩だけ及ばなかった」と好機を逸した末の惜敗を悔み、6回2死三塁で放った右前打に「あまり覚えていない。必死に食らい付いた」。
8勝1敗、準優勝で終えることになった大会に「世界相手にレベル高い人たちと一緒に戦えて、今後に生きる。今日の負けを生かして大学でもがんばって、こういう舞台でリベンジをしたい」と話し、さらなる飛躍を誓った。
4日の韓国戦で右太ももを4針縫うケガを負いながら「6番・センター」で出場したオコエも「先輩たちが負けていたので、絶対勝ちたいという大事な試合だった。力が及ばなかった。(初回の守備)自分はよかったが、チームの勝利が優先。負けてうれしい試合はありません」と悔しさをにじませた。
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富樫重太●文 text by Shigeta Togashi