【U-18野球W杯】U18日本、光る9戦5失点の投手陣 ドラ1候補も刺激「野球の種類が違う」
ドラフト1位候補たちも充実感「いい刺激」
個人タイトルこそ受賞しなかったが、今年のドラフトの目玉たちも今大会で大きな刺激を受けていた。
今夏の甲子園優勝投手でドラフト1位指名が予想される小笠原慎之介(東海大相模)は「日本人とは異なった相手と戦えたのでいい経験になった」と振り返り、「一人ひとり野球の種類が違う」と新たな野球に触発された様子。
同じくドラフトの目玉となる高橋純平(県岐阜商)も「違う雰囲気で楽しめた」と世界相手に登板を重ねて充実の表情。「帰って練習するが、そこでもいい刺激になる」と大会で得た経験を今後の成長につなげるつもりだ。
ドラフト会議が行われる10月22日まで、あと1か月半。国際大会を経てさらに大きくなった投手たちの行く末にも注目が集まる。
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富樫重太●文 text by Shigeta Togashi