勝負の6連戦――首位・阪神に待つ刺客たち
阪神&広島は18日から怒涛の連戦
巨人3連戦はポレダ(対戦成績1勝4敗)、マイコラス(同0勝3敗)、菅野(同1勝2敗)が先発。この3人から2勝しかしていない。マイコラスと菅野には前回の東京ドームの3連戦で完投負けをしているほど、打ち崩せていない。
11日からの広島3連戦は黒田(対戦成績0勝2敗)、先発では5月以来の対戦となる戸田(同0勝2敗)、前田(同0勝2敗)と3投手から1度も勝てていない。阪神にとっては強敵で相性の悪いピッチャーをぶつけられる。これも追われる立場の苦しみである。
阪神は18日から怒濤の10連戦、広島は12連戦が控え、先発投手陣にはフル回転するという厳しい戦いが待ち受けている。また巨人、ヤクルトには追加日程も発表された。最終戦の10月4日に試合が入り、阪神-広島、巨人-ヤクルトと現時点の上位4チームがこの日に直接対決をすることになった。
今季どのチームにも絶対的な強さがなかったために生じた混セの戦いは、最後の最後まで続いていきそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count