初のセーブ王へ 日本ハム守護神・増井が語る進化の裏側
理想の守護神は「藤川さん。あの真っすぐはかっこよすぎ」
――身長181センチ、体重72キロのモデル体型。シーズン序盤から変わっていない。
「体から落ちる肉がないんじゃないですか? 本当は75キロは欲しいですけどね。食事は1日3食。球場で食べる軽食を含めたら4食ですね。嫁さんにも食べるものを考えてもらってます。本当にありがたいです」
――1年間フルで守護神を任せるのは初めて。ブルペンで投げない日は大差で負けている展開しかない。体のケアは?
「トレーナーさんにマッサージをしてもらったり、針を打ってもらったり……。試合序盤はいつもマッサージしてもらってます。なんとかやってもらいながら、疲れを残さないようにしてます。去年オフに(治療用の約30万する)超音波器具も買いました。遠征中も持ち歩くようにしてます」
――理想の守護神像は?
「(阪神で活躍した)藤川さんです。(駒大時に)テレビで見てましたけど、圧倒的に力を見せつける。すごすぎです。真っすぐは狙われても、打たれないんですから。あの真っすぐはかっこよすぎですし、憧れです」
――11月8日に開幕する「WBSC 世界野球プレミア12」の侍ジャパン代表候補に入っている。
「代表のことはまだ分からないですけど、(2位進出なら)クライマックスシリーズもフルである。結構、しんどさはあると思う。まずは目の前の試合を頑張っていくだけです」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count