日本ハム斎藤佑、今季初勝利でホークスV決定阻止「何としても勝ちたかった」
352日ぶり白星、「中継ぎをやったことがすごくいい経験になった」
日本ハムの斎藤佑樹投手が16日、待望の今季初勝利を挙げた。
ロッテ戦(QVCマリン)に先発。勝負球のフォークをカウント球として使う攻めの投球で、6回5安打1失点。奪三振はなかったが、打たせて取るテンポの良い投球で、昨年9月29日の西武戦(札幌ドーム)以来352日ぶりの白星をつかんだ。
首位・ソフトバンクのこの日のリーグV2決定を阻止し、CS初登板初先発を大きくアピールした。雨の降り注ぐヒーローインタビューで、喜びをかみしめた。
――今季初勝利だ。栗山監督が試合前に「一番楽しみにして、一番期待しているのは斎藤本人だろう」と言っていた。
「勝ててなかったので、何としても勝ちたいというのと、チームに勢いを付けたいな、と考えてました」
――6回1失点。
「今日は序盤に点を取ってもらって。三振は1つもなかったですけど、野手の方が守ってくれて。中継ぎ3投手にも抑えてもらったので。助けられました」