采配裏目で敗戦も、指揮官は田中将大を称賛 「最高のボールを投げていた」
女房役は田中の投球を称賛も「真ん中に入った2球が本当に痛恨だった」
「もしも、彼がホームランを浴びていなかったら、7回以降も続投だっただろう。彼は最高にいいボールを投げていた。7回表に彼に代打を出すべきか、我々は議論したんだ」
ジラルディ監督はこう振り返ったという。記事では「タナカの降板に関する2つのキーとなる決断はいずれも奏功しなかった」と指揮官の采配を鋭く分析している。
一方、同僚は田中の好投を称賛。2試合連続で中4日のマウンドとなったが、女房役のマーフィーは「(田中の)休養日について全く気にしていなかった。彼は今夜、信じられないくらい、いい調子に見えたね。ブルペンの時から全てのボールがキレていた。本当に良かった。残り試合も自分たちの戦いぶり次第だけれど、真ん中に入った2球が本当に痛恨だった」と語っている。
田中の好投は、不運な試合の流れやベンチワークの影響もあって報われなかったものの、同僚からの信頼は揺らいでいない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count