大谷の快投で日ハムがCS進出決定 「優勝チームが決まっても沢山の方が…」
11奪三振で単独トップの184K、ファンに「すごく勇気づけられた」
日本ハムの大谷翔平投手が19日、本拠地での西武戦に先発し、9回2安打1失点2四球の完投でハーラートップの14勝目(5敗)を挙げた。今季9度目の2ケタとなる11奪三振で、シーズン184Kとして則本(楽天、183K)を抜いてリーグトップに浮上。再び「投手5冠」となった右腕が勝利に導き、チームはクライマックスシリーズ(CS)進出も決めた。
この日は、試合開始からいつも以上に気合の入った表情で力のある直球を投げ込み、西武打線を圧倒した大谷。実は、今季最多の139球を投げ切ったエースの心を燃え上がらせる理由があった。
「優勝チームは決まりましたけど、これだけたくさんの方に入ってもらって、すごく勇気づけられましたし、頑張ろうと思ってマウンドに行きました」
試合後のヒーローインタビューで、大谷はこう振り返った。ソフトバンクがリーグ優勝を決めても、変わらず応援に駆けつけてくれるファンがいる。大きな声援、拍手にピッチングで応えたかった。