2年目の日本ハム白村、「隠れた新人王候補」も「個人タイトルへの欲はない」
新人王よりもホールド数に興味、後輩の有原に「獲ってもらいたい」
――中継ぎでフル回転するのは初めて。シーズン終盤のコンディションは?
「全然問題ないです。肩、肘の問題もなく、ここに来て状態は上がってきています」
――勝利の方程式に入っているが、12日の西武戦(西武プリンスドーム)では2回2/3を投げて無安打無失点に抑えた。
「久々にあれだけ投げましたけど、尻上がりに調子が良くなかった。緊迫した場面で投げられた。良かったです」
――チームには先発で8勝を挙げているドラフト1位・有原がいる。東京六大学リーグで覇権を争った早大出身の右腕と、新人王争いをしている。
「僕は2年目なので、1年目の有原に獲ってもらいたいのが本音です。1年目は10試合ですけど、1軍を経験させてもらっているので。有原の方が1年目で慣れてない部分も多かったと思う。あいつに獲ってもらいたいです」
――男気ですね?
「新人王よりも、今は中継ぎ投手なのでホールド数の方が興味がありますね。ただ、個人タイトルへの欲はないです。欲を出すと、ダメになるので。1人1人、目の前の打者を抑えていければ」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count