CSへ不安? 中田翔に極度の“鷹アレルギー”、「やられっぱなしはムカつく」
昨年はCSのソフトバンク戦で大爆発、栗山監督も「本当に調子が上がってほしい」
対戦打率1割7分9厘(78打数14安打)、3本塁打、13打点。打率、本塁打はパ・リーグ球団との対戦成績では最低の数字だ。
「個人的には、ここまでやられている。自分が出来る精いっぱいをやるしかない。本当に申し訳ない」
昨季のソフトバンク戦は打率2割3分(87打数20安打)だったが、8本塁打、21打点は対戦別では最高。それだけ、 今季はソフトバンクに苦しめられている。
栗山監督は「鷹アレルギー」に苦しむ4番の奮起を促した。
「本当に調子が上がって欲しい人がいる。それは何とかしないといけない。(CSまで)あと20日? それはどうにもならない現実なので。去年、CSで(ソフトバンクと)五分に戦ったのは、主になる人たちの状態が上がることが絶対条件になる。それはすごく待ってます。最愛の人を待ってます」
昨年のソフトバンクとのCSファイナルステージ。中田は6試合で打率3割2分(25打数8安打)、4本塁打、8打点と大爆発し、リーグ優勝したソフトバンクを最後の最後まで苦しめた。
11月のプレミア12でも侍ジャパン・小久保監督から4番と期待されている主砲。勝負強く、頼もしい中田翔を誰もが待っている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count