“伏兵”がチーム救うV打―巨人寺内「最高の気分」、ヤクルトのM点灯も阻止

19日に1軍登録、最高の場面で大仕事「1日1日を全力でやるのが自分」

　5月24日に怪我のため登録抹消。今月19日に1軍登録されるまで、内野のユーティリティープレイヤーは優勝を争うチームから離れ、2軍で準備を重ねてきた。

「だいぶチームにも迷惑をかけましたし、本当、悔しい時もあったけど、1試合でも貢献できるよう全力でやっていきたいと思っていた。これからも1試合1試合全力でやりたい」

　満員のファンの前で離脱した期間をこう振り返った32歳。負ければ首位ヤクルトにマジック「6」が点灯する試合だったが、接戦を制し、2ゲーム差を死守。「サヨナラは運が良かったと思うので、これからもチームに1つでも貢献できるようがんばっていきたいと思います」とさらなる活躍を誓った。

　明日24日の広島戦への意気込みを問われると、「明日も勝ーつ！」と一言。玄人好みの内野手は、離脱した期間を取り戻すべく、逆転Vへまだまだ存在感を見せつけるつもりだ。

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フルカウント編集部●文 text by Full-Count