田中将大がMLB2年目ランキングでトップ10入り 「ヤ軍先発陣で真の安定装置」
田中は先発投手では3位、全体1位に輝いたのは…
今回の特集で1位に入ったのはレッドソックスのムーキー・ベッツ外野手。堅実な守備に加え、打率.291、15本塁打、71打点、19盗塁、37二塁打などの活躍により「ベッツはすでに完成した選手」と称賛されている。2位はホワイトソックスの昨季ア・リーグ新人王、ホセ・アブレイユ内野手、3位はレッドソックスのイグザンダー・ボガーツ内野手が選出されている。
また、4位にはレイズのケビン・キアマイヤー外野手が入っており、寸評では「現在最高のディフェンシブ外野手と呼ぶのは控えめ」と守備力を評価。5位にはメッツの昨季ナ・リーグ新人王ジェイコブ・デグロム投手、6位にはダイヤモンドバックスのデビッド・ペラルタ外野手が続き、7位にはカージナルスのカルロス・マルティネス投手、8位はヤンキースの抑え右腕デリン・ベタンセスが入っている。
記事では7位のマルティネスに関して、クオリティ・スタート(6回以上を投げ自責3以内)達成率が71パーセントという数字を紹介。またベタンセスについては「メジャーで今季最も価値のあるリリーバー」と評している。また、9位の田中に次ぐ10位にはメッツのジェウリス・ファミリア投手が選出されている。
田中は今季メジャー2年目の選手において、両リーグの先発投手としては3番目、投手としては4番目の評価となっている。負傷明けの今季は苦しみながらも2年連続2桁勝利を達成。ジョー・ジラルディ監督とブライアン・キャッシュマンGMが地元メディアに対して、10月のプレーオフ初戦で起用する可能性を明かすなど、チーム内でしっかりとした地位を築いている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count