Gエース菅野がプロ初中4日も実らず…防御率1点台キープも負け越しの11敗目
菅野「まだまだ諦めてはいけない」
菅野は味方にチャンスが回ってきたところで代打が送られて交代。5回2失点だった。リリーフも6回から無失点のリレー。逆転を信じたが、井端の犠牲フライによる1点のみで1-2と競り負けた。
シーズンを通し、菅野は先発の仕事を果たした。味方の援護に恵まれず、10勝11敗となったが、防御率は1点台(27日終了時1.91)をキープ。斎藤投手コーチは「2桁勝つまで大変だったが、防御率を見れば彼が頑張っていたことはわかる」と気持ちを代弁したこともあった。
菅野は今季は苦しい夏場から優勝争いをする9月、10月に自分の最高潮をもってこようと調整をしていた。昨年8月には右手中指を負傷。右肘を痛めてクライマックスシリーズは投げていない。今季は最後までチームのために投げることを誓っていた。「まだまだ諦めてはいけないと思います」。可能性が消えるまで、登板の準備を整えていく。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count