【プレミア12】侍ジャパン最終メンバーを大胆推薦 投手陣の肝は「クローザー大谷」【前編・投手】
準決勝では前田→黒田のリレーも?
ドミニカはどんなメンバーで出てくるか分からないですけど、黒田をぶつけるのはありだと思います。ああいう相手には慣れているはずですから。
あと、21日の決勝戦に投げるピッチャーは、逆算するとグループリーグは15日のベネズエラ戦(桃園)となります。弱くはないけど、米国やドミニカ、韓国よりは落ちるかなと。決勝で投げることを考えると、菅野がいいと思います。
グループリーグの中では、やはりメキシコは気持ち悪い。過去にはWBCで米国を破ったこともありました。気持ち悪いので、11日のメキシコ戦は藤浪がぐちゃぐちゃにしにいくという考えがいいと思います。
そう考えると、16日の準々決勝は残っている大野になります。ここは大野からいくけど、スクランブル態勢で牧田と則本に(肩を)作っておいてもらう。日程的には黒田、藤浪も投げることが可能です。藤浪とダブル先発という形でもいいかもしれません。大野は最悪、3イニングいってくれれば大丈夫です。
同じ考えで、黒田が準決勝、決勝と控えることもできます。黒田が後ろにいれば、前田も心強いでしょう。逆に、準決勝は黒田を先発にして、マエケンをスクランブルにしてもいい。
ピッチャーはこの体制でプレミア12を勝ち抜けると考えています。
フルカウント編集部●文 text by Full-Count