田中将大、登板日決まらず…残り試合を先発回避で1イニング限定登板も!?
ジラルディ監督「熟考する必要がある問題」
田中はコンディション次第で28日に守備練習を行う予定だという。この先には様々な可能性が広がっている。田中を29日、30日、10月1日のレッドソックスとの連戦で先発させるか、もしくは1イニング限定の登板で試合勘の回復に集中させるか。
10月2日に始まる今季レギュラーシーズン最後3連戦、オリオールズ戦で先発させた場合は、6日のワイルドカードゲームで田中を起用することは事実上、困難となる。とはいえ、記事では、オリオールズ戦での限定イニング起用では田中の登板間隔が空き過ぎるという弊害も出てくることを指摘している。
「誰もが答えを待っていることはわかっている。我々が前進するために彼の存在価値は高いので、簡単ではないんだ。熟考する必要がある問題だ。必要なら、1日、2日予定をくり上げるリスクを冒す価値もあるかもしれない。だが、そうなればどんなことが起きるのか。微妙な情勢に我々は対応しようとしている。(田中の復帰試合を)自分だって知りたいくらいだ」
ジラルディ監督はこう苦悩の心境を明かしたという。
田中は終盤戦に抜群の安定感を取り戻したが、昨夏と今春に2度、故障者リスト(DL)に入っている。そして重要な終盤に入り、右太もも裏にも不安材料が生じた。ピンストライプの名門は田中の復帰プランについて熟考に熟考を重ねている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count