鉄道マニアの日ハム木佐貫 野球人生を列車に例え「一本道で走ってきた」

引退後の“野望”は「旭川から北上してみたい」

「(13年オフにテレビ)ロケで行った江差線が思い出です。おそらく(木古内-江差間が14年5月12日で)廃線になっていると思う。その時は、それが最後になると思っていなかった。去年の函館でのゲーム(5月13日の西武戦。12日は移動休み)が廃線になる時だった。

 日程表を見て、『この日程はオレのためにある』と思ってたんですが、残念ながらファームで。悔しかった思いがあります。北海道は広いので、大きな大地という印象だったが、本当にその通り。正直、もっと色々と行きたかったな、と思います」

 現役引退後の“野望”もユニークだ。旭川から名寄、稚内を鉄道で北上することだという。

「旭川までは特急スーパーカムイ(札幌-旭川間のJR特急列車)で行ったことがあるのですが、旭川から上の方ですね。(旭川から稚内を結ぶ)宗谷本線を攻めきれていないので。もし行けたら乗って、旭川から北上してみたいなと思います。北へ北へ」

 この鉄道マニアぶりも、木佐貫洋が誰からも愛された理由なのかもしれない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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