オリックス坂口が退団の真相激白 「もう一度野球人として勝負したかった」
なぜ退団を決意したのか
――では、なぜ退団を決意したのか。来季の契約内容があまりにも現実とかけ離れたものだったのか?
「選手としての価値は年俸などで決まると思いますが、僕の中ではお金じゃない。ただもう一度、野球人として勝負したい思いが強かった。それが全てですね。
2012年に肩をケガして思うような結果は残せなかったけど、今年は少しずつ手応えも出てきた。1軍の試合に出て結果を残して評価されるのがプロ野球ですから。本当に悩んで色々と考えた結果です」
――これまで2011年には最多安打を獲得し、2008年から4年連続でゴールデングラブ賞を獲得するなど実績を残してきた。来年は32歳を迎えるシーズンとまだまだ老け込む年ではない。自由契約になればセ・パ含め他球団は注目するのは間違いないが。
「そうなってくれれば一番ですが、こればかりは自分ではどうしようもないので。一から勝負できるならバットとグラブだけ持ってどこでも行く覚悟は出来てます」