広島、5連勝で阪神と0・5差 前田15勝&決勝弾に監督絶賛「投打にマエケン」
CSをかけ中4日で登板も、自己最多16勝の可能性も浮上
指揮官が「配球を読み切っての打撃。たいしたもんだ」と話したように、2ストライクから内角の速球をファールした後、外角のチェンジアップを踏み込んで打った一発だった。
ピッチングの方は「あまり調子が良くなかった」と言いながら、7回1失点。1点差に追い上げられた7回の2死二塁のピンチでは、「1点を与えない選択をした」と大島を歩かせて亀澤との勝負を選び、追加点を許さなかった。
最多勝争いで単独トップの15勝目となったが「勝つしかないチーム状況なので、それがプラスになっている」というエースは、状況次第では中4日で7日の最終戦にも登板する可能性もある。
「どうなるかわからないが、そうなればしっかり投げるだけ」と冷静に話したが、自己最多となる16勝目、さらに最優秀防御率のタイトルにも「ここまで来たら超えたいという気持ちはある」と色気も見せた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count