契約最終年の岩隈久志、マリナーズに3年36億円を要求か 地元紙が報じる
岩隈は「お買い得であり続けた」、契約延長の条件は3年以上&年俸12億円か
記事では、岩隈の求めている条件面についても言及。「関係者によると、岩隈は3年契約を求めている。彼は怪我と戦ってきたが、年俸700万ドル(約8億4000万円)以下でマリナーズにとってはお買い得であり続けた。岩隈は年俸1000万ドル(約12億円)を要求する模様だ」とレポート。3年総額36億円以上の好条件を新しい契約で求めることになるという。
シアトルの地元紙「タコマ・ニューストリビューン」のボブ・ダットン記者は岩隈が4年契約を求めていると語っていたが、いずれにしても岩隈は3年以上の契約期間を求めているとの見方が現地で強まっている。
岩隈は今季序盤に右広背筋を故障し、前半戦は不振だったが、後半戦で復調。オリオールズ戦のノーヒットノーランを記録するなど好投を続けた。
今季は20試合に登板し、9勝5敗、防御率は3・54と惜しくも3年連続の2桁勝利には届かなかったが、後半戦はその実力を再証明した。右腕はどの程度の契約を手にできるのか。冷静沈着なエースに大きな注目が集まっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count