日ハム栗山監督は強気、大谷炎上は誤算じゃない!? 「思ったような投球」
打線も「心配していたけど、気持ち的にはスイッチが入ってる」
――試合前から、大谷が打たれる最悪のケースを想定していた。
「これは野球の試合では起こること。元々、ここからスタートすると思っていたから。全く問題ない。とにかく3連戦を勝ち越さないといけない。明日(11日)を取るしかない」
――11日の第2戦以降、大谷は野手での出場か?
「球数も投げていないし、次の形を考えてやっていく。(野手は)いろんなことを考えている」
――白村らビハインドで投げると思えない救援陣を投入した。
「CSにビハインドはない。なんとか勝ちパターンにつなげようとやっている。ロッテも点差が開いても、勝ちパターンの投手を送り出している。当然、ウチも逆の展開なら、ああいう継投をしていた。100点差がついたら考えるけど」
――打線は8安打3点止まりだった。
「ものすごく心配していたけど、気持ち的にはスイッチが入ってる感じを受けた。打線がいいとか悪いとか言ってられない。いくしかないので。いってくれると思う。特に陽岱鋼は良かったね」
――ロッテの終盤の勢いを感じていたか?
「打たれてはいけない投球になって、(ロッテの)打者有利のカウントになっていた。こちらは勝ちパターンの投手を出している。オレは彼らがやってくると信じて、自分の力を出してくれると思っている」
――11日の第2戦に勝てば逆王手になる。
「もちろん短期決戦なので、1つ1つの意味は大きい。勝っても負けても、ドキドキするような展開にしないといけない。全てをかけてやっていきます」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count