阪神戦で不安露呈の巨人菅野 “天敵”相手のCSファイナルで復活できるのか

レギュラーシーズンで苦手の「ヤクルト」「神宮」、好投するために何を修正するべきか

 エースらしからぬ投球だった菅野。ファイナルステージは全6試合が神宮球場で行われる。今季、菅野はヤクルト相手に4試合に登板して0勝4敗、防御率6.10。特に、神宮では3戦3敗、防御率6.89と相性は最悪だ。野口氏は「巨人の先発は、2戦目がマイコラス、4戦目はポレダとなると思いますが、菅野は助っ人の2人の間に入れるのか、どうするのか……。神宮では勝てませんからね」と、その起用法にも注目している。

「大きくゆったりと投げること、リードが外に偏り過ぎないこと。時間はありませんが、菅野と小林はこの2つを同時に修正することが必要です。並行して改善していければ、いつもの菅野に戻るのではないかと。ただ、いつもの菅野でも、神宮では取り憑かれたように打たれている。全然違う、思い切ったことをする必要がある。それは自分たちで考えないといけませんね」

 課題を克服し、レギュラーシーズンのリベンジを果たすことはできるのか。日本シリーズ進出へ向けて、菅野がキーマンの1人になることは間違いない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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