マ軍が偉業達成を後押し―来季はイチローの安打を本拠でカウントダウン?

地元番記者「電光掲示板でカウントダウンがスタートするだろう」

 マーリンズのイチロー外野手は、レギュラーシーズン終了後間もなく契約を延長した。2016年シーズンの1年契約を正式に更新。メジャー通算3000本安打の金字塔にあと65本と迫るレジェンドは、マイアミの地で偉業に挑むことになる。

 地元番記者は、マイルストーンに向かうイチローの挑戦を球団が本拠地マーリンズ・パークでカウントダウンする可能性を指摘。異例の計らいで快挙達成を後押しする可能性があるという。

 MLB公式サイトでマーリンズの番記者を12年間勤めているジョー・フリサロ氏はインタビューに応じ、2017年の契約オプション付きで来季契約を延長したメジャー最年長野手について、こう語っている。

「今年はチームとして残念な年だった。開幕前に思ったような勝利を挙げることができなかった。だが、イチローがこのチームにもたらしてくれることは大きい。若手は彼がフィールドとクラブハウスで示してくれる『プロとはかくあるべき』という姿を見て学ぶ。会話することで成長し、もう一段階ステップアップする。彼の存在が若手を成長させて、それがチームのプレーオフ出場に近づけるようなものだ。

 来年には、スタジアムの電光掲示板でイチローの3000本安打へのカウントダウンがスタートするだろう。イチローがマイルストーンに近づく瞬間を盛り上げようとフランチャイズは演出することになるだろう。マーリンズ・パークで歴史的な瞬間が実現するとすれば、球団にとっては本当に素晴らしいことなんだ」

 2001年から12年まで活躍したマリナーズ時代には、世界で最も有名なイチローファンのエイミー・フランツさんが製作した「イチメーター」が、背番号51のヒット数をカウントしてきた。来季は、イチローがヒットを打つたびにヒット数をマイアミの本拠地の電光掲示板で紹介する可能性があるという。

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