ブ軍快進撃に川崎宗則も歓喜、地元テレビ中継に飛び入り&英語で喜び爆発

地元アナもチーム鼓舞する川崎を称賛、「このチームのスピリットを象徴する例の一つ」

 インタビューでは「2015年の僕の英語どう?」と逆質問も。「とってもいいね。2014年よりも上手になっているよ!」と返されると、「本、2冊持ってるからね!」と満足そうにウインクした。

 今回、聞き役となった実況アナウンサーで、ブルージェイズやWBCアメリカ代表の監督経験もあるバック・マルティネス氏は川崎が立ち去った後、その明るいキャラクターを称賛。「川崎という選手はこのチームのスピリットを象徴する例の一つだね。彼はチームメイトをサポートしてる。RA(ディッキー)もそのことについて話をしていたよ。他のチームメイトの気持ちを高めている」と賛辞を贈っている。

 ブルージェイズは今回の地区シリーズで本拠地での第1戦、第2戦と2連敗。崖っぷちから敵地で連勝して2勝2敗のタイに戻し、本拠地に戻った第5戦で競り勝った。地元メディアは2連敗した直後にチームが話し合いを持ったことを報じていたが、その中でクリス・コラベロ内野手も「日本語で素晴らしいメッセージをくれた。何て言ってるか誰も分からなかったけどね。でも、みんな笑ってたよ」と、川崎がチームを鼓舞したことも明かしていた。

 5試合制の地区シリーズで、本拠地2連敗からの3連勝は2001年のヤンキース、12年のジャイアンツ以来、3チーム目。22年ぶりのワールドシリーズ制覇へひた走るブ軍を、川崎も懸命にサポートしている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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