Rソックス時代に松坂大輔が成し遂げた“偉業” トップ3位入りした記録とは
敵地で圧倒的な強さを見せた08年の松坂
2位は1994年のジミー・キー投手(ヤンキース)。ロードでは10勝無敗、防御率2.57となっている。シーズン通算では17勝4敗で最多勝を受賞。防御率は3.27だった。ブルージェイズとヤンキースでワールドシリーズ優勝を2度経験している名投手だ。
そして、3位に松坂が登場する。2008年シーズンの松坂は敵地で9勝0敗という圧倒的な強さを見せた。防御率も2.37と優秀な成績。シーズン通算でも18勝3敗、防御率2.90と活躍し、サイ・ヤング賞投票4位、防御率3位、勝利数4位、勝率2位(8割5分7厘)の大活躍。「平成の怪物」がメジャーで過ごした8年間でも最も鮮烈な輝きを放ったシーズンだった。
松坂に続く4位は1994年のケニー・ロジャース投手(カブス)。「ギャンブラー」の異名をとった左腕は敵地で8勝0敗、防御率2.79と強さを誇った。シーズンでは9勝7敗、防御率3.21に終わっており、ロードで白星を稼ぎまくった。
メジャーの最近45年でトップ3に入るロードでの強さを見せていた松坂。ソフトバンクで故障からの再起を目指す男は来季、かつての輝きをマウンドで放つことができるだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count