注目される青木宣親の去就 オプション行使はジ軍にとって賢い選択?
故障前まではチーム随一の安定感、来季の打線復活のキーマンとして期待
さらに記事では、青木の今季打撃成績について、チームで最も安定感のあるパフォーマンスを見せた選手の一人と評価。6月20日時点での打率.317、出塁率.383、長打率.385という打撃面だけでなく、チームトップの12盗塁と33得点、そして三振よりも四死球が多いという、まさにトップバッターの名に相応しいオールスター級の活躍を振り返っている。
また年間を通じての成績もこれまでの3年と大差のない数字だったこと、離脱時点まではリードオフマンとして申し分ない結果を残していたことなども踏まえ、青木に不運が重ならなければジャイアンツをプレーオフに導いていたことも大いに考えられるとしている。
決してパワーヒッターが揃うわけではないが、繋がりのある打撃で昨季はWS制覇を成し遂げたジャイアンツ。在籍する球団が変わっても相変わらずシュアな打撃を見せ、評価を集めた青木との相性の良さを疑う余地はないだろう。今回の記事でも青木がレギュラーとして来季も名を連ねればオフェンス面で助けになるとし、打線の起爆剤的な役割を果たせると結論付けている。
青木は不完全燃焼に終わったチームを牽引する役割が期待されている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count