早慶戦は早大が先勝しV王手、小島が好投&Gドラ2重信は2安打 慶大はV消滅

小島が8回1/3を1失点、川原が決勝の2点適時打を放つ

 東京六大学野球の秋季最終節、早大と慶大の1回戦が31日に行われ、早大が2-1で勝利した。これで、早大は明日11月1日に勝利すればリーグ制覇。春秋連覇に王手をかけている。

 慶大・三宮、早大・小島の両左腕の投げ合いで始まったこの試合。早大は6回、川原が2点タイムリーを放ち、投手戦の均衡を破る。

 先発した小島は8回まで慶大打線を無失点に抑えると、最終回もマウンドへ上がった。しかし1死から慶大の代打・岩見に特大のソロアーチを浴び、1点を失う。結局、最後の2死は吉野和が締めて、早大が勝利。早慶戦の1回戦を制した。

 早大は明日1日に勝利すれば首位の明大を勝率で上回る。伝統の一戦に勝利し、リーグ優勝に王手をかけた。慶大はリーグ優勝が消滅した。

 また、この試合では22日のドラフトで指名を受けた選手も多く出場した。巨人からドラフト2位指名された早大・重信は「1番・ライト」で出場し、4打数2安打1四死球1盗塁と活躍。4位で指名された慶大・山本泰は「1番・ショート」で出場し、1打数1安打も4四死球と全打席に出塁を果たした。

 楽天3位指名の早大・茂木は「3番・サード」で4打数無安打。日本ハムに6位指名された慶大・横尾は「3番・サード」で4打数無安打と振るわなかった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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