V3へ、ホークスは6球団競合右腕を放出 今年支配下の捕手にも非情通告

大場は今季プロ入り初めて1軍登板なし、オフに中日へ金銭トレード

○帆足和幸(引退)

プロ15年目。267試合に登板し、90勝65敗1セーブ1ホールド、防御率3・90。技巧派左腕として、主に先発で活躍。西武時代の04年に初の2桁勝利(10勝)を記録すると、05年(13勝)、08年(11勝)、10年(11勝)と4度の2桁勝利をマーク。FAで12年にソフトバンクに移籍し、13年に8勝。今季は3試合に投げ、1勝。

○大場翔太(金銭トレードで中日へ移籍)

プロ8年目。85試合に登板し、15勝21敗、防御率4・39。2007年の大学生・社会人ドラフトで6球団競合の末にソフトバンクに入団。ルーキーイヤーの2008年3月23日、プロ初登板となった楽天戦で無四球完封勝利。同シーズンは2度の完封を含む3勝(5敗)。2011年には7勝(2敗)をマークした。しかし、その後は徐々に成績を落とし、今季はプロ入り初めて1軍で出番なしに終わった。

○細山田武史(戦力外)

プロ7年目。203試合に出場し、345打数59安打1本塁打25打点、打率1割7分1厘。横浜入団1年目の09年に88試合に出場し、将来の正捕手候補として期待されたが、右腕の血行障害などもあり、13年オフに戦力外に。14年に育成選手としてソフトバンクに加入すると、捕手陣にケガが相次いだことから、今季開幕直後に支配下契約。1軍出場は12試合だったが、シーズンの半分以上で1軍に帯同した。

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