V3へ、ホークスは6球団競合右腕を放出 今年支配下の捕手にも非情通告
李大浩がメジャー挑戦表明、FA権を持つ松田宣浩らも態度保留
○日高亮(戦力外)
プロ7年目。通算86試合に登板し、5勝3敗16ホールド、防御率4・19。左の中継ぎ左腕として、ヤクルト時代の12年には66試合に登板。14年途中にトレードで移籍したソフトバンクでは、わずか1試合登板に終わる。
○李杜軒(戦力外)
プロ9年目。通算63試合に出場し、99打数25安打4本塁打13打点、打率2割5分3厘。右の大砲候補として期待されていたが、今季はケガが相次ぎ、11年以来の1軍出場なし。
○金無英(戦力外)
プロ7年目。通算87試合に登板し、2勝2敗5ホールド、防御率2・85。主に右の中継ぎとして、12年に29試合、13年に23試合、14年に25試合に登板。今季は右ヒジの故障などもあり、1軍登板はなし。
メジャー挑戦表明の李大浩の行く末が不透明な上に、FA権を持つ松田宣浩、摂津正といった中心選手が、権利行使についての態度をまだ表明していない。一方で、ベネズエラ人右腕のロベルト・スアレス投手の獲得を発表。3年連続日本一に向かうソフトバンクの来季への戦力編成は、現在進行中といったところか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count