日本ハムは血の入れ替え 29年目捕手、全球団勝利右腕ら個性派が引退&退団

1軍メンバーの入れ替わりが激しい日本ハム

○鵜久森淳志外野手(戦力外)
プロ11年目。通算146試合出場で打率2割1分9厘、6本塁打、18打点。

 愛媛・済美高で04年春夏の甲子園出場。「4番・左翼」で春2本、夏3本の本塁打を放ち、選抜初出場初優勝、夏初出場準優勝に貢献。高校通算47本塁打の長距離砲としてドラフト8巡目で日本ハム入りした。

 2軍生活が長かったが、12年7月26日のソフトバンク戦で2打席連続本塁打。同29日のオリックス戦でもアーチをかけ、“3打席連続本塁打”をマークした。今季は3試合出場で戦力外通告を受け、10日の12球団合同トライアウトを受験する。

○増渕竜義投手(現役引退)
プロ9年目。通算157試合登板。15勝26敗0セーブ、29ホールド。防御率4・36。

 06年高校生ドラフト1巡目でヤクルト、西武から指名を受け、抽選の結果、ヤクルト入り。10年は勝利の方程式の一角として57試合登板し防御率2・69の好成績を残した。14年開幕前に交換トレードで日本ハム入り。14、 15年と1軍登板はなかった。

 若手を積極的に起用するチームカラーからか、1軍メンバーの入れ替わりは激しい。個性派メンバーが去り、どのようなチームに変貌するのか楽しみだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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