プレミア12開幕戦で激突「大谷VS韓国50発男」 勝負のポイントは?
大谷は今季札幌ドームで8勝1敗、防御率2.30と抜群の安定感
185センチ、107キロのどっしりとした体型で長いリーチで、外角高めの真っすぐをバックスクリーン超えの160メートル弾としたことも。外角球は中堅から右翼へ飛距離のある打球を飛ばすスタイルだ。大谷は「(各打者の)傾向、データを取ってくれている。それを参考にするのがベスト」と言ったが、思い切って内角を突けるかが勝負のポイントとなりそうだ。
大谷は調整登板となった5日のプエルトリコとの強化試合(ヤフオクドーム)では自らの失策が絡み2回3安打2失点。そこから中2日で所属する日本ハムの本拠地での登板となる。札幌ドームでは今季11試合登板で8勝1敗、防御率2.30と抜群の安定感を見せた。
決戦前、大谷は「いよいよ始まるなという感じ。自分の持っているものをしっかり出して長いイニングを投げたい」と意欲を語った。
日本最速162キロの剛腕と韓国最強のスラッガーの対決が、プレミア12初制覇の大きな鍵を握る。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count