過去に複数回受験も― 目前に迫るトライアウト、プロを諦めない選手たち
ヤクルト由規の実弟、貴規は再挑戦
〇元ロッテ・角晃多内野手 3度目の受験(14年第1、2回)
元巨人・角盈男は実父。東海大相模から08年育成ドラフト3位でロッテ入り。12年7月に支配下登録されたが、1軍出場はなく、14年オフに戦力外通告を受けた。15年はBC武蔵でプレー。今季は73試合出場で打率3割3分2厘、2本塁打、40打点、10盗塁をマークした。
〇元広島・三家和真内野手 3度目の受験(13年第1、2回)
市立和歌山高から11年育成ドラフト4位で広島入り。支配下登録されず、13年オフに戦力外通告を受けた。14年はBC信濃、15年はBC石川でプレー。今季は63試合出場で打率2割1分9厘、0本塁打、26打点、20盗塁だった。
〇元ヤクルト・佐藤貴規外野手 2度目の受験(14年第1回)
ヤクルト・由規の実弟。仙台育英から10年育成ドラフト3位でヤクルト入り。14年オフに戦力外通告を受けた。15年はBC福島でプレー。今季は73試合出場で打率3割2分6厘、4本塁打、39打点、23盗塁をマークした。
〇元巨人・渡辺貴洋外野手 初受験
鶴岡東、BC新潟から11年育成ドラフト6位で巨人へ投手として入団。支配下登録されず、13年オフに戦力外通告を受けた。14年からBC新潟でプレー。今季の野手成績は40試合出場で打率3割、0本塁打、9打点、4盗塁をマークした。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count