米メディア、FAの岩隈に意外な低評価? 「獲得にはリスクが生じる」
マリナーズは再契約目指し1年19億円のQO提示も…米メディアが厳しい見方
岩隈久志投手が今季、マリナーズとの契約が満了となり、フリーエージェント(FA)となった。マリナーズはここまでの4年で通算47勝25敗、防御率3・17の成績を収めた右腕を高く評価。クオリファイング・オファー(1年1580万ドル=約19億円)を提示した。その中で、ESPNは今季FAとなった選手の50傑を特集。岩隈は33位にランクインしたが、記事では不安材料を指摘している。
「イワクマはシンカーやスプリットを駆使して、ストライク先行で攻める投手。ピッチャー有利の球場でメジャーのキャリアを過ごす一方で、被本塁打が多い傾向がある」
寸評ではこう言及。右広背筋の負傷によって今季序盤戦で故障者リスト(DL)入りしたことにも触れつつ、「90マイルにほとんど達しない直球にも関わらず、卓越したコントロールとスプリットで多くの打者を打ちとってきたが、来季35歳という年齢を考えると獲得に対してリスクは生じる」と続けている。