【高校野球】各地区の秋季大会が終了 来春選抜甲子園の出場校をいち早く予想!

アマチュア球界の名将が就任した秀岳館は話題校の1つ

★中国<2枠>四国<2枠>+中国・四国<1枠>

▽中国
優勝 ◎創志学園(岡山)
準V ○南陽工(山口)
4強 △開星(島根)
4強 △如水館(広島)

 ▽四国
優勝 ◎高松商(香川)
準V ○明徳義塾(高知)
4強 △済美(愛媛)
4強 △土佐(高知)

 それぞれ優勝した創志学園と高松商は当確。一方で両地区の4強進出校のうち、済美、土佐の2校が準決勝でいずれも1点差の惜敗。中国・四国の最後の1枠は激戦となりそうだ。

 創志学園の右腕・高田萌生(2年)は150キロ近い直球を投げ、「松坂2世」の呼び声も高い。来年のドラフト戦線でも高校生の主役になれる能力の持ち主で、選抜で一気に大ブレークするかもしれない。

 ★九州<4校>

優勝 ◎秀岳館(熊本)
準V ◎海星(長崎)
4強 ○日南学園(宮崎)
4強 ○鹿児島実(鹿児島)
8強 △九産大九産(福岡)
8強 △臼杵(大分)
8強 △八重山(沖縄)
8強 △樟南(鹿児島)

 当確の決勝進出2校を含め、4強に駒を進めた4校が優位になる。秀岳館は早大で活躍し、松下電器(現パナソニック)でも指揮したアマチュア球界の名将・鍛冶舎巧監督が就任2年目で初の甲子園の土を踏むことになり、大きな話題の一つとなりそうだ。

 以上の候補校に加え、13日開幕の明治神宮大会優勝チームの地区に与えられる明治神宮枠1校に21世紀枠3校が選定される。

 出場32校の発表は来年1月29日。どんな学校が選ばれ、来春の甲子園を盛り上げるのか、ファンにとっては楽しみな日になるだろう。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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