侍J“恐怖の6番”中田が好調維持へ練習志願「いい感覚を忘れないために」
リーダーとしても存在感、「1つにならないと勝てない」
その後は「普段の試合前にはゆっくり走ったりできないので」と、筒香とともに外野部分をランニング。じっくりと汗を流した。
“恐怖の6番打者”はこの2試合で8打点。「すごくバットが振れているし、ボールも見えている。自分としては上出来です」とうなずく。「当たりは悪いとしても、結果としてヒットやタイムリーになったりしている。気持ちは楽です」。日本を3連勝に導く大活躍を謙虚に振り返った。
前日のドミニカ共和国戦では、2点リードの7回に筒香がライトへの飛球の目測を誤って二塁打として、その後、小川が同点2ランを浴びた。だが、中田は8回にそのミスを帳消しにする決勝2点タイムリーツーベース。「僕も筒香とか周りの選手に助けていただいている。同じユニホームを来て、日本じゃないところで戦っているわけですから、1つにならないと勝てない」。リーダーとしても、存在感を発揮し始めた。