侍J“恐怖の6番”中田が好調維持へ練習志願「いい感覚を忘れないために」
絶好調男を台湾メディアも直撃「陽岱鋼と対戦するのは楽しみか?」
今大会は日本ハム時代にチームメートだった稲葉打撃コーチも参加しており、打撃ケージの横では言葉を交わす場面も何度も見られる。
「僕のバッティングを1番知っているのは稲葉さんなので、気になったら聞きに行っている。本当にありがたい存在です。いろんな人のアドバイスがあって今の状態がある」
この日は、日本メディアの取材が終わると、台湾メディアからの直撃取材も受けた。英語で「チームメートの陽岱鋼と対戦するのは楽しみか?」と聞かれると、周囲の人間に訳してもらってようやく意味を理解。決勝トーナメントで対戦する可能性のある同僚について「日本では一緒にプレーしているので、プレーオフ(決勝トーナメント)が始まればまた真剣勝負になりますけど、楽しみにしています」と笑顔で答えた。
何よりも、まずは14日の米国戦に勝って、準々決勝進出を決めることが第一。6番に座る主砲は「先制点を取って、ピッチャーを少しでも楽にさせてあげたい」と誓っていた。
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清水友博●文 text by Tomohiro Shimizu