前田健太の争奪戦は“狂騒曲”にならず? 「タナカに近い条件は手にしない」
FA市場にエース級の投手が出揃っていることも理由の1つに
フリーエージェント(FA)市場でトップクラスの出物が少なかった2年前にポスティングを経て移籍した田中は、楽天をレギュラーシーズン無敗(24勝0敗)で日本一に導いた圧倒的な成績も重なり、凄まじい争奪戦に発展。7年総額1億5500万ドル(約190億円)という破格の条件を手にした。
だが、前田は先発ローテーションの1、2番手クラスではないという評価に加え、今オフはザック・グリンキー、デビッド・プライス、ジョニー・クエト、ジョーダン・ジマーマン、岩隈久志ら、FA市場にエース級が出揃っているために、田中のような契約を手にすることは難しいと分析している。
ダイヤモンドバックスなどすでに争奪戦参戦の方針を固めている球団もある中、前田は果たしてどのような球団からどんな条件を提示されるのか。大きな注目が集まっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count