準々決勝でも高まる期待 13打点と絶好調、中田の活躍と“語録”を振り返る

「日本じゃないところで戦っている。1つにならないと勝てない」

▽12日・ドミニカ共和国戦(◯4-2)4打数2安打3打点
「なんとかしてあげたいと思った」

 1点リードの4回、1死一、二塁の好機でセンターへ追加点となるタイムリー。しかし、日本は7回、相手のレフトへのフライに対して、筒香が目測を誤り、エンタイトルツーベースとされる。その後、小川が同点2ランを浴びて振り出しに。不穏な空気が漂ったが、中田が8回2死二、三塁で左翼線へ勝ち越しの2点タイムリー。試合を決めた。

「僕も普段エラーしてみんなにカバーしてもらっているので、筒香が目測を誤って点を取られた時に何とかしてあげたいと思った。2本目のタイムリーは結果的にいい所に転がってくれてホッとしてます」

▽13日・希望選手のみの練習に“志願”の参加
「1つにならないと勝てない」

 試合はなかったが、12選手がグランドに姿を現した練習に志願の参加。フリー打撃を行った後は、筒香とともに外野をゆっくりと走り、汗を流した。練習後の取材では、台湾メディアからの直撃取材を受け、陽岱鋼との対戦が実現する可能性ついて「楽しみです」と答える場面もあった。

「(練習参加は)ちょっと汗をかいて、また明日いいスタートを切れるように、体を動かそうと。いい感覚を忘れないためにも、バットを振っておきたかったですし、(調子を)維持させたいというよりも、感覚を忘れないようにと思って。

(ドミニカ共和国戦の決勝打を振り返り)僕も筒香とか周りの選手に助けていただいている。同じユニホームを着て、日本じゃないところで戦っているわけですから、1つにならないと勝てない」

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