元中日チェンはマー君の同僚になるのか　ヤ軍獲得の可能性を米メディア分析

MLB4年で通算46勝、FA市場で注目されるチェン、ヤンキース獲得の可能性は

　今季はワイルドカードゲームまで駒を進めたものの、失意のシーズンとなったヤンキース。今オフの補強の課題である先発投手に関して、ESPNが「ヤンキースはオリオールズからチェン・ウェインを奪い取るか？」と題したレポートを掲載した。同地区のライバル球団で活躍してきた台湾人左腕が、ヤンキースのローテーションに加入する可能性を分析している。

　来季開幕を30歳で迎えるチェンは、メジャー4年目となった今季も11勝、防御率3・34と安定感のある投球を披露した。これまでMLB通算46勝をあげ、今オフ、フリーエージェント（FA）に。その動向は米国内で注目を浴びている。

　特集では、チェンを獲得することのプラス、マイナスの両面を分析。プラスについてはヤンキースタジアムが左投手に有利な球場であることを指摘。また、今季のローテーションにおいてアルコール依存症を告白したCC・サバシアが唯一の左腕だったことから、ア・リーグ東地区で実績を積んできたチェンの加入はローテンションに厚みをもたらすとしている。