ダルと2本柱、驚異のカット打法、ブーちゃん…かつて脚光浴びた選手たちの今

ダルビッシュ絶賛の右腕は来秋ドラフトの1位候補

 現役選手として力を発揮しているのが、JFE東日本・中林伸陽投手だ。

 慶応高から慶大に進んだ慶応ボーイ。高3春の甲子園8強入りに導いた左腕は大学4年秋のドラフトでは花巻東高・菊池雄星らとともに、この年の屈指のサウスポーとして「ドラフト上位候補」とメディアにも騒がれたが、まさかの指名漏れだった。

 社会人入り後、プロとの縁はないが、主力として活躍。28歳となったものの、入れ替わりの激しい社会人チームの中でも、元気に左腕を振り続けている。

 逆に近年、話題となった選手も社会人にはいる。

 東京ガス・山岡泰輔投手は瀬戸内高3年夏の広島大会決勝で広島新庄高の田口麗斗投手(現巨人)と延長再試合まで投げ合った。その投げっぷりの良さに、ダルビッシュがツイッター上で絶賛して話題に。その年のU-18W杯では松井裕樹、安楽智大(現楽天)などと高校日本代表入りを果たした。

 東京六大学などに進んだ同世代の大学生と比べ、活躍ぶりが報じられる機会が少ないが、昨秋のU-21W杯でもメンバー入り。着々と実績を積み、入社3年目で指名解禁となる来年秋のドラフトでは1位候補の呼び声が高い。

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