倍増8000万円で更改の日ハム中島 来季は「ネバネバ」&「フルイニング」
「来年も(打撃は)『ネバネバ』でいくと思います」
――粘りの打撃はファンから注目された。今夏のオールスターでは三塁のパ・リーグ側ベンチでグラブを持ってファウルを待つ選手もいた。
「(スタンドで)ファンの方が持つボードで『ネバネバ』という文字が見えるのは、うれしいです。自分の特徴なので、うれしく見てました。来年も(打撃は)『ネバネバ』でいくと思います。そこは変わらない。自分は本塁打を打つような打者ではない。1軍で生き残るには粘ったりとか、そこで生きていくしかないです」
――打撃スタイルを生かす打順は?
「栗山監督が決めたところでやりたいです。どの打順で打つにしても、やることは変わらないと思う。今年は三振(93)が多かったので、もっと減らしたいなと思います。三振を減らせれば、打率も上がってくる」
――遊撃で初めて全試合出場した。
「全試合、遊撃で出られたのは大きい。来年も全試合出られるように頑張ります」
――盗塁王、ベストナインとタイトルを獲得した。
「結果的に取れたのはうれしかったけど、盗塁王は狙ってなかった。ベストナインはうれしかったです。6球団の遊撃手の中で1人しか取れない。周りからの評価はうれしいし、これからの自信になると思う」
――侍ジャパンにも選ばれた。
「レギュラーシーズンと違った雰囲気がありました。試合は出てなかったが、1つ1つの重み、プレッシャーを感じられた。すごいところだと思いました」