前田健太の争奪戦にヤンキース参戦も? 地元紙が指摘「検討する価値ある」
■「タナカやダルビッシュほどの凄まじい争奪戦にはならない」
特集では、前田が田中とともにピンストライプの名門の先発投手陣を形成する可能性に言及。変化球の制球面でメジャースカウトの高い評価を手にしている前田が、近年、チェンジアップに磨きをかけていることを指摘し「マエダが獲得可能となれば、メジャー球団の興味にインパクトを与える可能性がある」と分析している。
さらに、「マサヒロ・タナカやユウ・ダルビッシュほどの凄まじい争奪戦にはならないが、先発ローテーションの中盤(3番手)の価値をマエダが持つか検討する価値はある」とも伝えている。
ヤンキースの先発陣は、メジャー1年目に右肘靱帯部分断裂を負った田中、広背筋の故障に苦しんできたマイケル・ピネダ、右肘の故障で今年9月以降は離脱したネイサン・イオバルディ投手、アルコール依存症のリハビリを受けているCC・サバシア投手ら、健康に不安材料を持つ投手が多い。
前田をローテーションに加えることは、名門躍進に大きなメリットがあると地元メディアは見ている。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count