即戦力は上位指名だけじゃない―1年目から活躍の予感漂う下位指名選手は?
巨人4位に大型捕手、オリ10位も長打力魅力
巨人4位の大型捕手・宇佐見真吾(城西国際大)は阿部の一塁コンバート以降、正捕手が定まらない状態が続いている中で出場機会を得られる可能性は高い。もともと打撃には定評があり、リード面で首脳陣の信頼を得られるかが鍵になる。
社会人では楽天5位・石橋良太投手(Honda)は拓大時代は入学当初、二刀流をこなし、野手で出場するなど身体能力は高い。投手に専念したのは大学に入ってからで、プロに入ってからさらに化ける可能性を感じさせる選手である。
野手ではDeNA4位・戸柱恭孝捕手(NTT西日本)、遊撃手として社会人屈指の選手だった中日5位・阿部寿樹内野手(Honda)らは社会人出身らしくプレーに安定感があり、1軍で活躍できる下地はできている。
そして、ダークホース的な魅力を感じさせるのが、オリックス10位・杉本裕太郎外野手(JR西日本)だ。