前田健太の争奪戦から“本命”が消える!? Rソックスとジャイアンツも撤退か
ダイヤモンドバックスも獲得に動く可能性はゼロに近い?
ジャイアンツは、5年総額9000万ドル(約110億円)でホワイトソックスからFAとなっていたジェフ・サマージャ投手を獲得。FAとなったマイク・リーク投手との再契約も検討しているという。
さらに、アリゾナの地元メディア「ファンラグ・スポーツ」でダイヤモンドバックスの番記者を務めるジャック・マグルダー氏は、ツイッターで「グリンキーと契約したことで、Dバックスはマエダから撤退したと関係者が話した」と伝えた。
スチュワートGMが「愛している」と話すなど、前田にラブコールを送り続けてきたダイヤモンドバックスだが、今オフ最大の目玉だったザック・グリンキー投手を6年総額2億650万ドル(約253億円)で獲得。1年平均で約3440万ドル(約42億2400万円)というメジャー史上最高額での大型契約を結んだ。さらに、ブレーブスからシェルビー・ミラー投手をトレードで獲得したことで、日本人右腕の争奪戦に加わる可能性は限りなくゼロに近くなった。
レッドソックス、ジャイアンツ、ダイヤモンドバックスの他にも、これまでにマリナーズ、ドジャース、ヤンキース、カージナルス、カブスなどが候補として挙げられており、その他の球団が強く興味を示す可能性も十分にある。ただ、有力候補と見られていた3球団が消えれば、争奪戦の行方はさらに混沌としてきそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count