MLB公式サイトが前田健太に“トップ評価” 候補はドジャースなど6球団?

元中日チェンは3番手で登場、岩隈が去ったマリナーズが最適

 3番手はオリオールズからFAとなった元中日のチェン・ウェイン。四球が少なく、フライで仕留めるタイプの台湾人投手は岩隈の後継者としてマリナーズ移籍が最高の新天地と分析されている。他にはオリオールズとの再契約、ドジャース、パドレス、イチロー外野手の所属するマーリンズも候補に挙げられている。

 4番手はアストロズからFAとなったスコット・カズミアー。来季32歳の左腕はカージナルス、レッドソックス、タイガース、エンゼルス、ヤンキース、ツインズが新天地候補。5番手はレンジャースからFAとなったヨバニ・ガヤード。7年連続で30試合以上先発を果たしているタフガイは故障者の多いカージナルスが最高の新天地と分析されている他、ヤンキース、レッドソックス、ドジャースも候補とされた。

 6番手はナショナルズからFAとなったダグ・フィスターで、パイレーツ、アスレチックスが新天地として最適と指摘されている。7番手は昨年、マーリンズで開幕投手を務めたヘンダーソン・アルバレス。ポストシーズン進出をうかがう強豪には右腕はフィットすると分析され、レッドソックス、カブス、ホワイトソックスが移籍先候補に挙がっている。

 8番手はフィリーズからFAのクリフ・リー。通算143勝の名投手は昨年、肘の痛みで故障者リスト入り。保存治療を選び、登板機会はなかったという。9位はブルージェイズからFAとなったマーク・バーリー。引退がささやかれているが、まだ正式な表明はないと紹介されており、地元のカージナルス、若手の教育係としてレッズ、ブレーブスが有力な移籍先とされている。そして、10番手はパドレスからFAとなったイアン・ケネディ。ナショナルズ、アストロズには投手陣の層を強化する目的で有効な補強策と見られている。

 次点として、大ベテランのバートロ・コロン、元広島のコルビー・ルイス、ティム・リンスカムら12投手の名前が挙がっている。

 有力投手は移籍先が決まったものの、まだまだ実績のある投手が残るFA市場。その中で、前田の去就に最大の注目が集まっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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