ホークス柳田も確実? 今オフ、年俸が1億円以上アップした選手は?
日本ハムは大谷ら3人が1億円アップ、今後は柳田や藤浪に注目?
◯増井浩俊投手(日本ハム) 2億2000万円(1億円アップ)
6年目の今季は開幕から抑えとしてフル回転。56試合登板で防御率1.50と安定感抜群の投球を見せ、06年のマイケル中村に並ぶ球団歴代トップの39セーブを挙げた。セーブ王のタイトルは41セーブでリーグ記録を樹立したソフトバンク・サファテに譲ったが、絶対的な守護神として君臨。11月の世界野球「プレミア12」では侍ジャパン日本代表に選ばれた。新たに2年契約を結んだ来季は、リーグ記録の41セーブ超え、初のセーブ王を目指す。
◯大谷翔平投手(日本ハム) 2億円(1億円アップ)
高卒3年目の今季は初の開幕投手を務め、15勝5敗、防御率2.24、勝率7割5分でパ・リーグ投手3冠。リーグ投手部門のベストナインにも選ばれた。打撃では48試合出場で打率2割2厘、5本塁打、17打点で昨季の成績を下回ったものの、高卒4年目での2億円到達はダルビッシュ(レンジャーズ)に並ぶ球界最速となった。
◯ルイス・メンドーサ投手(日本ハム) 2億円(1億円アップ)
2年契約最終年の今季は10勝(8敗)、防御率3.51をマーク。昨季は7勝13敗、防御率3.89と勝ち星に恵まれなかったが、安定感のある投球で大谷と共に先発ローテーションの軸となった。来季から新たに2年総額4億円プラス出来高で契約を結んだ。
今後、1億円以上アップで確実視されるのがソフトバンク・柳田悠岐外野手。打率3割6分3厘、34本塁打、99打点、32盗塁でトリプルスリーを達成。リーグMVP、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得する大活躍で、チームを日本一連覇に導いた。今季年俸9000万円から、どこまでの評価が与えられるのだろうか。
また、今季年俸8500万円の阪神・藤浪晋太郎投手も1億円以上のアップとなるか、注目が集まるところ。海外FA権を行使したソフトバンク・松田宣浩内野手は、メジャー移籍ではなく残留を決断すれば1億円以上の大幅アップが確実となっている。
※金額は推定。データはスタッツ・ジャパン提供。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count