マリナーズが貫いた“イワクマ愛”　ドジャース破談も、岩隈は急転で残留決定

地元紙の予想よりも遥かに迅速な動きを見せたマリナーズ

　地元紙「シアトル・タイムズ」はドジャースとの契約破談が明らかになったあと、今後の展望についての記事を掲載。マリナーズと岩隈の再契約に関しては「状況を注視すべき」と指摘し、今オフに補強を進めているマリナーズの予算の余剰分は限られているが、オーナーサイドの判断次第では追加での予算確保の可能性もあり得ると記していた。

　また、当初の提示から金額や契約年数を下げて再オファーをすることは「イワクマにとっては決してフェアなものではない」としながら、ビジネス面では仕方がないと言及。マリナーズ側の視点からすれば、決して不利益を生むものではないとも伝えていた。

　地元紙の見通しよりも、マリナーズの動きは遥かに迅速だった。それだけ、マリナーズは岩隈を必要としていた。予想外の展開となったが、当初から“相思相愛“とされてきたマリナーズと岩隈が、最終的には結ばれる形となった。

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フルカウント編集部●文　text by Full-Count