3年前の2冠王も2年連続の低迷…巨人・阿部、復活への条件は?

打率、打点はプロ2年目以降で自己最低、加齢も影響?

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阿部慎之助のこれまでの成績

「自分の中で、ストレート系に差し込まれる機会が増えてきたんだと思うんですよ。だから『もう一つ前、もう一つ前(で捉えよう)』と思っていると、フォークとかチェンジアップとかには対応しにくいですよね。

 前で打ってしまうと、スライダーなんか全部ファウルになってしまいますしね。それを中(フェアゾーン)に入れようとして詰まっていると思うんですよね。(差し込まれてしまう要因は)年齢か……」

 3年前に首位打者と打点王の2冠に輝いた強打者も、昨年は打率.248と苦しんだ。そして36歳で迎えた今季は内野手登録で出発したが、ケガに苦しみ、2007年以降ワーストの15本塁打。打率(.242)、打点(47)はともにプロ2年目以降で最低の数字だ。

 長きにわたって“打てる捕手”として名を馳せた阿部でさえも、加齢の影響を避けられないのか。野口氏はこう指摘する。

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