2015年は3投手が40S超&DeNA山崎が新人記録…12球団守護神の決め球は?
落ちるボールを決め球とする当主体の球種割合は?
巨人・澤村、日本ハム・増井ら防御率1点台のクローザーはストレートとスプリットが決め球となった割合がほぼ同等。ロッテ・西野はストレート、スライダー、スプリットの3つの球種をバランスよくウイニングショットに選択していた。
以下は落ちるボールを決め球とすることの多かった投手の球種割合リスト。(★は主にウイニングショットとして選択された球種)
○スプリットを決め球とする抑え投手
【山崎康晃(DeNA)】
2015年:58試合、2勝4敗、37セーブ、防御率1.92
全投球(867球)
ファストボール:47%
カーブ:0.1%
ナックルボール:0.3%
スライダー:4%
スプリット:48%
2ストライク時(261球)
ファストボール:33%
カーブ:0.4%
ナックル:1%
スライダー:5%
★スプリット:61%
○スプリット&ファストボールを決め球とする抑え投手
【澤村拓一(巨人)】
2015年:60試合、7勝3敗、36セーブ、防御率1.32
全投球(1067球)
ファストボール:62%
スライダー:7%
スプリット:31%
2ストライク時(315球)
★ファストボール:44%
スライダー:7%
★スプリット:49%
【増井浩俊(日本ハム)】
2015年:56試合、0勝1敗、39セーブ、防御率1.50
全投球(903球)
ファストボール:54%
カーブ:1%
スライダー:9%
スプリット:36%
2ストライク時(260球)
★ファストボール:47%
カーブ:2%
スライダー:3%
★スプリット:48%
【平野佳寿(オリックス)】
2015年:33試合、0勝3敗、12セーブ、防御率4.06
全投球(552球)
ファストボール:50%
スライダー:11%
スプリット:37%
カーブ:2%
2ストライク時(170球)
★ファストボール:46%
スライダー:7%
★スプリット:45%
カーブ:2%
○スプリット&ファストボール&スライダーを決め球とする抑え投手
【西野勇士(ロッテ)】
2015年:54試合、1勝2敗、34セーブ、防御率1.83
全投球(910球)
ファストボール:36%
スライダー:30%
スプリット:27%
カーブ:7%
2ストライク時(302球)
★ファストボール:28%
★スライダー:26%
★スプリット:43%
カーブ:2%