日本最速、ボーンヘッド、杉谷イジり、寿司…日ハムの2015年10大ニュース

中田はキャリアハイ、大谷は投手3冠と投打の軸が活躍

○7位 中田、自身初の30本塁打&2年連続100打点以上

 2年連続全試合出場した今季は5月に球団10年ぶりの月間10本塁打をマーク。夏場に失速したが、打率2割6分3厘、自身初の30本塁打。2年連続大台突破となる102打点をマークした。打撃タイトルの獲得はならなかったが、ベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝いた。

○6位 中嶋兼任コーチが現役引退

 86年にドラフト3位で阪急(現オリックス)に入団。その後、西武、横浜(現DeNA)と渡り歩き、04年から日本ハム入り。07年からはコーチ兼任で、若手育成にも尽力した。4月15日のロッテ戦(札幌ドーム)で途中出場でマスクをかぶり、実働29年のプロ野球タイ記録。現役では最後の「阪急戦士」だった。

○5位 大谷、投手3冠

 高卒3年目で初の開幕投手を務め、15勝5敗、防御率2.24、勝率7割5分で、パ・リーグ投手3冠。ベストナインにも選ばれた。打撃では48試合出場で打率2割2厘、5本塁打、17打点と昨季から成績を下げたが、球界のエースとなった。

○4位 レアード、寿司パフォーマンス

 来日1年目の助っ人は、本塁打を放った際のダイヤモンド一周やベンチ前で寿司を握るパフォーマンスが恒例に。7月上旬、札幌市内の寿司店「空海」の店主から「一発を打ったらやってほしい」と頼まれた約束だという。このパフォーマンスを始めてから絶好調。前半戦は打率1割8分6厘だったものの、 後半戦は打率2割8分8厘、19本塁打、54打点と打線を引っ張り、来季残留を決めた。

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